2018年7月24日火曜日

ダイエットの闇

 わたしの知り合いの同僚の方が、つまり見知らぬ他人なのだが、聞くところによると食欲を抑制する薬を服用してダイエットをしているらしい。
 ちょっと興味があったので危険性などについて思うことを書いてみたい。
 まずは、知り合いに聞いた限りの情報を整理してみることにする。その人物をAさんとする。

・食欲抑制剤である。薬品名は不明。
・美容整形外科で処方されている。
・一錠の値段が700円前後。
・基本の服用期間の制限が3ヵ月。延長も可能? な様子。
・30代の男性で、身長が170cm前後。使用開始の体重が80Kg前後。
・1ヵ月あたり4Kgほど体重が落ちている様子。現在65Kg前後(服用期限が迫っている。延長することを検討している様子)
・会社の担当医からは何かしらの警告を受けたらしい。会社で貧血を起こした。

 上述の情報から推測すると、おそらく薬品名は『サノレックス』であると思われる。サノレックスは日本の厚生労働省が初めて認可した医療用の食欲抑制剤であるようだ。
 医療機関でしか処方できない制限はあるが、これがザルで医療機関であれば保険適用外でも割高ではあるが入手可能である。保険適用では50円~200円。保険適用外であれば500円~1000円であるらしい。

 問題は保険適用外でも医療機関を受診すれば、つまり極端な言い方をすればカネさえ払えば入手が可能な点である。つまり、医師の胸三寸で処方できてしまうのである。
 美容整形外科は特殊である。なにしろ容姿に関するあらゆるニーズに対応しているからである。
 脂肪を取り除く場合でも、脂肪吸引や脂肪溶解注射という方法もあるようだ。そして今回の食欲抑制剤という選択肢もある。
 今回のように食欲抑制剤を保険適用外で本人の自費で服用している場合には、外野が騒ぐことではないのは重々承知しているが、場合によってはとても危険なケースもあるのではないかと思われる。今のAさんの体調でもさらに処方を延長してしまう場合にはやはり問題がないとは言えないのではないか。現段階では未確認。

 知り合いに今後の推移を教えてもらうことになっているので、続報が伝えられるかもしれません。

 今回はちょっと気になったことをトピックにしてみました。飽食の時代、色々と考えてしまう問題ですね。それでは!

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