踵嵩上げインソール試作弐号を自作してみる。
踵嵩上げインソール試作壱号の材質はスポンジであったが、よくよく考えたらクッション性能は靴とインソールに任せて、踵の嵩上げだけの機能があれば良いので、材質を硬めのゴムに変更しました。
幅8cm、縦11cm、高さ2cm、角度10度のものを自作しました。靴のインソールを抜いて踵部分を紙に写し、紙をハサミで切り取り、スプレー糊でアルミ板(端材)に貼りテンプレートを作っておきました。テンプレートを裏返せば左右反転しますので、テンプレートは左右分を作る必要はありません。
ゴム板にテンプレートを載せて先の尖った釘などで罫書きます。カッターなどで大雑把に切り、サンダーなどで削り、最後にサンドペーパーで形を整えます。底面の角は靴底にフィットするように丸めました。
上面に薄いスポンジを貼ろうか迷いましたが、今回は見送ります。スポンジを貼る場合はG17というボンドを使用する予定でした。
靴へのインストールは、踵嵩上げインソール、使用しているインソールの順になります。踵嵩上げインソールは特に固定する工夫がいりません。10度の角度が付いているため前にいくことはありません。
日光男体山では、上述にさらにヒールカップを追加しますので、靴の中の足は通常時より15度くらい前傾している計算になります。ヒールカップはシリコンゴム製で、底面が格子状になっており体重が掛かると歪みショックを吸収する構造になっております。ということですので、踵嵩上げインソール試作弐号にはスポンジを貼らないことにしました。
ちなみに踵嵩上げインソール的なものは市販されています。あえて自作する必要はありませんでしたが、自作そのものが愉しいこと、使用に伴うメリットもデメリットも自己責任なこと、自作なら改良・改善をあれこれ考え変更が可能なことなどもあり自作をしてみました。
後日、踵嵩上げインソール試作壱号と踵嵩上げインソール試作弐号の写真をアップします。
このページを初めて読む方へ。わたしが自作した踵嵩上げインソールとは身長を嵩上げする目的では無く、軽登山において足首が硬くてふくらはぎがパンプアップしてしまう問題を改善するためのものです。登山以外では使用することは決してありません。本当に本当なんだから勘違いしないでよ! 本当に本当なんだから……
0 件のコメント:
コメントを投稿