2018年7月15日日曜日

登山でチートツールを自作して使ってみた

 前回のトピックでヒールカップを手配し、日光男体山でインプレッションをしてみようと書きました。
 友人に急きょ誘われた筑波山でも試してみたい。だが、それには間に合わない。そこで、踵を嵩上げするインソールを自作してみることにした。


 材料は厚さ3cmの密度のある適度な硬さ(だと思われた)のスポンジである。これを角度をつけて削り、インソールの下に入れただけである。適度な硬さだと思っていたが、実際に靴を履いてみると、物凄くフワフワしてしまい違和感がある。
 であるが、歩けないというほどでもない。使用に耐えなければ、登山中に抜いてしまえばいいだけなので、これを試してみることにする。これを書いているのは登山前日のことである。


 さて、実際に筑波山で使用してきました。
 ちなみに踵嵩上げインソールを自作して試してみた理由は、足首が硬くてふくらはぎがパンプアップしてしまう対策の一環です。ふくらはぎ強化及び柔軟性を上げる身体的改善は行っていましたし、今後も継続していきますが、長期間掛かると予想されます。または改善がみられないかもしれません。
 身体的特性が改善していない今現在の対策として、踵嵩上げインソールという方法を試すということです。

 では、結果報告です。多少歩き辛い感(フワフワ感)はあるが、ふくらはぎのパンプアップ問題はだいぶ改善されました。
 登山中は踵に自重が掛かっているので平地でのフワフワ感とは違い、悪くないかもとたびたび感じました。ただ階段では違和感がありました。登り中にも一部下り傾斜がありますが、そこでも足運びは必要以上に慎重になってしまいました。

 良い点は、ふくらはぎのパンプアップ問題改善。悪い点は、捻挫の危険性が上がる点ですね。

 捻挫の危険性を多少改善する方法も思いつきました。嵩上げすべてをスポンジではなく、厚いゴムとスポンジの複合ならさらによくなりますね。
 ただし、この方法でも平地で歩くには全く向いていないと思います。わたしの場合は登山登り限定となります。下山時はかえって邪魔になります。ですので今回は下山時に抜きました。縦走をする場合などを考えると面倒ですので、試作2号はこの点を改善したいと思います。

 自作踵嵩上げインソール試作1号は欠点がないわけでは無いですが、わたしの身体的特性を改善しているのは間違いありません。タイトルにチート(ズル)と書いたのは、本心ではチートだと思っているからです。
 ただ、よくよく考えたら、靴とは本来的に足の能力を上げ、保護する役割があるので、自作踵嵩上げインソールはオーダーメイドのカスタマイズの範疇にありチートではないと今は思っています。

 日光男体山ではヒールカップと踵嵩上げインソール試作2号の組み合わせを試してみたいと思っています。

 しかし先日の筑波山は酷暑といっても過言ではありませんでした。余裕を持って2.5リットルのスポーツドリンクを持っていきましたが、飲み尽くし、東側の沢で水を補給しました。帰りにラーメンを食べて、風呂を済ませて体重計で計ったら、大半が水分だと思いますが、1Kg体重が増えてました。
 みなさまも熱中症にはくれぐれもお気をつけてください。

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