2014年7月17日木曜日

悪魔的な魅力について

 先日読んだ“狼の王子”に“悪魔的な魅力を持つ男”というワードが出てくるのだが、それをなんとなく考えていたらひとつ思い出したことがあるので書いてみる。
“悪魔的な魅力”というにはオーバーな感じだが、近しい人物・現象をみたことがある。
 それはわたしの職場近くで観察・目撃したことだ。職場近くの民家にある夫婦(子供一人)が引っ越してきたのであるが、その奥様がわたし的に非常に美しいと思ったのである。ファション誌から抜け出してきたような美しさみたいなね。プロポーションは抜群で顔も一級な感じだった。わたしは女性全般が可愛らしく美しくみえるいわゆるストライクゾーンがひろい感じなのだが、この女性はその中でも上位にくる感じなのであった。
 わたしの判断だけではなく、これは彼女の取り巻きを見ても明らかで、引っ越し直後から子供のつながりで大量のママ友が彼女の家を出入りしていた。時には10人くらいが押し寄せてきていた。これが“悪魔的な魅力”とまではいかないかもしれないが、わたしが観察・目撃した近しい現象である。
 その後の観察は不意に終わってしまったのだが。つまり、彼女の姿だけがみられなくなってしまったのである。旦那と子供は居るが彼女は居ないみたいな。なにがあったか知る由もないので憶測とか妄想は控えるが、引っ越しからおよそ半年後にぱったりと姿をみなくなった。
 ちなみにその女性と話したこともなく、旦那とも話すこともない。近所の人からの噂というのもない。すべて謎のままである。もう一度いおう、すべて謎のママである。あれ……滑ったかな。

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