2011年12月6日火曜日

ミリタリーから架空戦記に浮気中

服に興味がなかったんだけれど、一人暮らしを始めて、風呂屋に行く服がないという事態に陥り、つまり自身を客観的にみてダサいのかもしれんと気づきはじめたんですな。これは何とかしないといかんということになり、手探りで直観的に適当にamazonとかヤフオクとかを利用して、ミリタリー系の服が楽しいかもしれんと方向性が見えてきたと以前のブログ更新で書いた。今回はその続き。
 
 服って似合う似合わないに関わらず、カッコいいなあと思うものならメーカーとか関係ないかな。と、思いつつそれを選ぶ根拠が必要なことがある。特にわたしの場合は必要だった。なにしろ服に頓着がほとんどなかったからなおさらなのである。
 わたしの場合の服選びの方法はこんな感じです。まず例えばジーパンね。amazonとかヤフオクとかで一通り見ながら、カッコいいと思うものをピックアップ。ピックアップした中から絞り込み(見た目だけ)。絞り込みを掛けた一点について検索。メーカー、素材、造り、うんちく、インプレッション的なものを調べて自分なりに納得できる根拠を築いて購入というパターン。試着とか肌触りとか一切なし。流行とかには鈍感なのでとりあえず考慮しない。届いて着てみて組み合わせしてみて使えないかなと思うものもあります。まあ、これは今回の本題じゃないので置いておきましょう。

 さて、本題。ミリタリー系でいこうと方向性を決めていろいろな服を収集していた。USMC払下げ品からファッション的ミリタリーなんかを日常使いという観点から探していたら、リアルマッコイズなるブランドを発見。
 ブランドの成り立ちが面白い。Wikipediaから抜粋すると『ジョセフ・ゲイティング・マッコイという、西部開拓時代に実在し、カンザス州の寒村アビリーンを一夜にして不夜城に変えてしまった人物が、もしも衣料品製造・販売会社「J.G.マッコイ商会」を創業していたならば……という仮定で創造された』
 架空戦記的ブランドなのである。なにやら2001年にリアルマッコイズは倒産したらしい。それで『翌年より、兵庫県神戸市の特約店 NYLON (ナイロン) が後を引き継ぎ、ザ・リアルマッコイズ・インターナショナル (現リアルマッコイズ) として現在に至る』ということらしい。この経緯により旧リアルマッコイズと新リアルマッコイズという区分けがあるようだ。傍から見ると、現実と虚構がない交ぜになっていて面白い。現在も熱烈なファンがいるということも付け加えておく。
 これだけでご飯が三杯いただける。おまけに大戦モデルという平行宇宙的なジーンズも存在していた(している)。SFも好きなわたしには是が非でも欲しいジーンズということになる。どうせなら旧マッコイズのものが望ましい。というか面白い。
 はてさて、オークションで旧リアルマッコイズを探してみることにした。確かに2,000円も出せば購入できる中古のジーンズが十年落ちで4倍もの値段が付いてしまう。ジーンズはさらに奥深くもっとベラボウな値段が付いているものもあるので妥協できるのかもしれない。というかネタ的に面白いので絶対に一本は落札するつもりでいる。

……数日後。901Aを落札。ついでに“Lee 101J”(旧マッコイズ×Leeのコラボ)のジージャンも落札。カッコいい。似合っていないかもしれないが大満足である。大切に着させてもらうとしよう。ただ、901Aは前所有者の足が長いようでレングスが長すぎ。W30L36(91,4cm)。切るのはためらう。え、なんですか? 「お前が短足なだけちゃうんか」……平行宇宙のわたしは足が長いんですが、無数にある平行宇宙では仕方がなかとです。ブーツで誤魔化そうそうしよう。

※メモ帳に書いてしばらく放って置かれたもの。読み返してみてもちっとも面白くないね。

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