ヴォルコシガン・シリーズ
著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド 訳者:小木曽絢子
戦士志願 初版:1991年1月30日
自由軌道 初版:1991年8月30日
親愛なるクローン 初版:1993年12月24日
無限の境界 初版:1994年7月15日
ヴォル・ゲーム 初版:1996年10月25日
名誉のかけら 初版:1997年10月24日
バラヤー内乱 初版:2000年12月22日
天空の遺産 初版:2001年9月28日
ミラー・ダンス 上/下 初版:2002年7月31日
遺伝子の使命 初版:2003年12月26日
メモリー 上/下 初版:2006年7月28日
ミラー衛星衝突 上/下 初版:2012年3月23日
“ミラー・ダンス”が新刊で発売された時期が2002年で、面白そうなのでこれを購入しようと思ったら、シリーズものだった。いったんは躊躇するものの、根拠のない確信があったので戦士志願~ミラー・ダンスまでの10冊をレジに持っていた。と、いうのが10年前のこと。
わたしは本を選ぶのに解説を必ず読む。ネタバレ注意とか一切無視して読む。ここで“根拠のない確信”があったら購入を決める。で、とりあえず本棚に放り込む。
10年前のことなので記憶がさだかではないが、戦士志願を読み始める。これがめちゃくちゃ面白い。金鉱を掘り当てた気分だったのは今でも鮮明に憶えている。一気に戦士志願~ミラー・ダンスまでを読み切ってしまった。それで“遺伝子の使命”が発売されるのを首を長くして待っていたことも懐かしい記憶である。“メモリー”が発売されるのも随分焦らされた記憶がある。
それで待てど暮らせどアナウンスがあったコマール(ミラー衛星衝突)が発売されることはなく、3年が経ち、半ば諦めてついには忘れていたのです。
先日、ふらりと本屋に立ち寄ったら、“ミラー衛星衝突 上/下”を発見! 即確保。待つこと6年。直ぐに読むのは勿体ないと思っていたが、辛抱堪らず一気読み。今回のお話は正直にいうと6年も待たされた割には……そんなに面白いというほどではなかったが、ヴォルコシガン・シリーズを読み続けるにはどうしても外せない一冊という感じではある。
ヴォルコシガン・シリーズはどれから読んでも問題なく楽しめるが、“ミラー衛星衝突”からというのはお奨めできないかな。面白味が若干薄いのは否めない。出来れば“戦士志願”から順に堪能していただきたい。
本当は戦士志願~メモリーまで読み直してからミラー衛星衝突を読もうと思っていたのだが、引っ越ししてから半年も経つのに段ボールを積んだまま放置しており面倒で探すのは途中で諦めた。
だけれども、ちょっとした収穫がった。デュマレスト・サーガ全31巻を発掘することが出来た。31巻中読んだのは1冊のみ。それもかなり昔で、何を読んだか記憶にないレベル。実質すべて未読といって差し支えない。
これの入手は、2006年に1巻~5巻まで復刊(これ以降の巻は現在にいたるまで復刊されていない)された時期に、オークションで入手したという経緯がある。入手したら安心して積読塚の材料にしてしまったのであった。
これでしばらく暇が潰せるな。でもこれ、本当は続きがあるんだよな……翻訳されることはたぶん……ワイルドカードも……
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