2011年3月24日木曜日

車のバッテリーを利用した照明を自作



 










 計画停電に備えて、車のバッテリーを利用した照明を自作した。と、以前に書いたが写真をアップロードしていなかった。少ないながらこういった関連のキーワードで訪問いただいたようなので、写真をアップロードしてみます。
 以下に記載したことを参考にされてなにかあっても当方は一切の責任を負えませんし、負いません。参考になさる場合には自己責任でお願いいたします。少しでも不安がある場合にはこの方法は行わないでください。車のバッテリーには希硫酸が入っておりいろいろ危険です。

 解説じみたものも一応書いてみます。
 用意したものリスト
・車のバッテリー(12V)出来ればバッテリーの状態がインジケーターで確認できるものを選んでください。
・バッテリーターミナル(+および-のターミナル。+と-のターミナルは共通ではありません)
・ターミナルカバー(+用)
・配線(太めの配線が望ましい。色は赤+と黒-)
・2極コネクタ
・スイッチ(ON-OFF)
・3連シガーソケット(カーアクセサリー)
・シガーソケット用照明
・半田ごて
・半田線
・配線テープ

 必要なものはこれぐらい。加工の手順などです。
 シガーソケットはいろいろな種類があるので、12V用のものをお好みで用意してください。わたしは3連タイプでUSBソケットが付いているものを用意しました。3連などのシガーソケットは単純にいうと、車についている一つだけのシガーソケット(メス)を増やすものです。ですからシガーソケット(オス)も付いてきます。

 それではシガーソケットの加工から。シガーソケット(オス)に配線を半田付けします。配線(赤+)をシガーソケットの頭にある丸いでべそみたいな金具に半田付けします。シガーソケット(オス)のまま半田できればいいですが、本体がプラスチックなので、本体から外して半田した方が良いでしょう。大抵のものはシガーソケットの頭を半時計まわりに回せば外すことができます。この中に管ヒューズが入っています。

 次は黒の配線(-)をシガーソケットの側面に付いている耳のような形の金属に半田付けします。耳は二つ付いていますが、どちらか片方だけで問題ありません。この金属は分解すると元に戻せなくなる可能性もありますので本体に付けたまま半田付けします。
 ここまで出来たらシガーソケット(オス)を配線テープでぐるぐる巻きにします。金属が見えないようにぐるぐる巻きにします。

 ここまで出来たら、先ほど配線した赤(+)と黒(-)に2極コネクターを付けます。コネクタはオス側を付けます。一応これは理由がありますが割愛します。コネクタは“オス側”にしてください。
 配線黒(-)の途中にスイッチを付けると便利です。3連シガーソケットにインジケーターが付いているので使わない時にバッテリーに接続していると電気が無駄になりますので。


 バッテリー側の配線を行います。別に用意した、赤(+)と黒(-)の配線にコネクタ(メス)を付けます。これが完了したらバッテリーにターミナルを取付けます。ターミナルカバー(+用)も付けます。必ず付けてください。購入する際の注意はターミナルは+と-は太さが違いますので、+用と-用を確認して購入します。一応お店の方に確認したほうがよいでしょう。
 ターミナルをしっかりと付けたら、配線をターミナルに付けます。配線の太さが足りない場合には配線を長めにストリップさせ、三つ折りなどしてよじって半田付けします。赤は+に、黒は-に付けます。順番は赤(+)の次に黒(-)にします。

 ここまで出来たらコネクタを結合します。赤(+)と黒(-)がきちんと合っていることを確認してください。もし間違っていたら危険ですので入念な確認を行います。ここまで完成したらシガーソケット(メス)に照明を取り付けて動作確認をします。点灯したら完成です。

 注意的なもの
 配線を加工する際には必要な長さを確認しておくこと。加工そのものは工具がいろいろ必要ですし、こういった加工は行ったことがない方は経験者に相談するか、車屋さんやオートバイ屋さんに相談すれば請け負ってくれると思います。
 それから照明はLEDタイプを選ぶべきです。消費電力が少ないので。

 さらに充電器があればベストですが、屋内での充電は水素が発生してとても危険です。絶対に屋内での充電は行わないでください。充電器はヤマハのバッテリーキーパーというタイプが良いと思います。
 何度もいいますが充電器をご自身で購入して利用する場合には注意が必要です!

 計画停電が夜に行われるのは一週間に2回程度なので結構持つと思います。バッテリーのインジケーターで状態が確認できますので状態に変化があってからでも充電は遅くないと思います。充電も車屋さんやオートバイ屋さんに相談すれば請け負ってくれると思います。

  上記に記載したことを参考にされてなにかあっても当方は一切の責任を負えませんし、負いません。参考になさる場合には自己責任でお願いいたします。少しでも不安がある場合にはこの方法は行わないでください。車のバッテリーには希硫酸が入っておりいろいろ危険です。










 おまけ的なもの。
 自分用のマグライトを近所のおじさんに譲ったが、やっぱり自分用のがあったほうがいいので再度amazonで購入した。
 単4電池一本で済むというのが魅力。マグライトに蓄光テープを貼った。それと余った配線を輪にした。これは必要ならどこかに吊るすこともできるし、寝るときに腕にとおしておけば緊急時に役に立つかもという思いつき。

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