2018年11月18日日曜日

筑波山で活動限界

 はい、こんにちは、先日、筑波山(美幸が原コース)にて歩荷トレーニングを行ってきました、KOKEです。


 歩荷トレーニングとは、登山においてテン泊・縦走するためのウエイトトレーニングとなります。わたしKOKEはテン泊・縦走を予定もしていませんし、そのような体力も持ち合わせておりません。
 ですが、N氏は今後の目標としてテン泊・縦走を始めるようです。今回はその歩荷トレーニングに同行してみたという話です。

 当日は良く晴れた秋晴れで、コースコンディションは最高でした。山頂駅には沢山の観光客が居られました。下りで目についたのは、アジア系の観光登山のグループでした。楽しそうに話をしながら登られておりました。

 ウエイトのザック重量は20Kgです。いつものポリタンクスクワットのザックの重量と同じですね。いつものザックの内容物は砂利ですが、今回はダンベルを詰めていきました。こうしないと食料や水が運べないからです。
 今回使用したザックはいつもの米海兵隊(アークテリクス)のものではなく、THE NORTH FACEのVOSTOK28です。以前に貰ったものの使う機会がなかったのと、いつもの米海兵隊ザック(アークテリクス)の荷物の入れ替えが面倒だった為です。この選択が誤りであったことは後に明らかになるのですが……
 筑波山(美幸が原コース)にしたのは、良く知っているコースであることと、万が一下りが無理であればケーブルカーという選択肢も選べるからです。

 N氏とペースを合わせるのは無理があるので、山頂で会うことを約束して、孤軍奮闘で乗り切りました。呼吸はそれほど苦しくありませんでしたが、一歩一歩を亀のような鈍足で登りました。やんちゃな驢馬に重い荷物を載せると大人しくなるということですが、驢馬の気持ちが少しだけ分かった気がしました。
 ザックのTHE NORTH FACEのVOSTOK28は軽登山では問題ありませんが、20Kgの重量には合いません。腰ベルトが貧弱すぎて重量の全てが肩に掛かってしまい、苦痛で仕方がありませんでした。VOSTOK28は20Kgの重量に耐えてくれました。ということで、VOSTOK28は丈夫であることはここに記しておきます。

 どのような鈍足で登ったかというと、山頂まで103分掛かりました。ほとんどの方に抜かれてしまうペースですね。おばあさんのリハビリかというノロさです。
 しかし、メンタル的には挫けてしまうことはなく、下りもケーブルカーを使うことなく歩荷トレーニングを無事に終えることが出来ました。膝痛もありませんでした。ですが、筋肉痛は相当なもので、全身が熱を発していたようで、久しぶりに悪夢をみて寝汗を大量にかきました。

 筑波山を歩荷で攻略した帰りにすき家で牛丼と鉄火丼を食べました。さらにもう一杯食べたかったというのは秘密です。

 今回の歩荷トレーニングでの恥ずかしかったこと。これはN氏が、水を詰めた2ℓのペットボトルでウエイトを構成したため、場違い感が否めなかったことです。わたしは理由を知っているので問題ありませんが、傍からみたら滑稽だろうなあと思っていました。案の定「キャー、あのザックどうしたのー」という反応があったようです。想像したら笑えますよ、確かに。
 わたしはわたしで、ケーブルカー山頂駅のベンチで休憩後に、重いザックを担ごうとしたら重さに負けてベンチごと後方に転げてしまったことです。傍からみたら理解に苦しむアクションです。これは恥ずかしかったですね。それでは!

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