2008年9月17日水曜日


SFM投稿用のネタがほぼ完成した。一週間寝かせてから誤字・脱字などの細部を確認する予定。

今回はリチャード・スタークの「悪党パーカー」シリーズについて。リチャード・スタークはドナルド・E・ウェストレイクの別名義の一つです。作品の傾向別に名義を使い分けていて、リチャード・スターク名義ではクライムノベルを書いています。代表作はもちろんパーカーが活躍するサーガです。ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、わたしがこのシリーズを要約すると以下のようになります。

「主人公であるパーカーは、犯罪組織には属さない一匹オオカミの犯罪者で、略奪計画が持ち上がるたびに、最適な人材を選び小さなグループで犯罪計画を遂行する。グループの構成員は、大抵はパーカーのように組織には所属していないプロの犯罪者であり、蜘蛛の巣のようなネットワークを利用し、計画に必要なスキルを持ったプロを集め計画を練り上げてゆく。パーカーの役割は計画の監修にあたる場合が多く、計画を組み立てて実行可能な形に仕上げ、実行に移る。想定外のアクシデントにあいながらも、非情なパーカーは己のコードに従い、屍を蹴散らして、汚れた勝利を掴み取る」

こんな感じです。
このシリーズを入手するのは困難がともないます。文庫化(早川文庫)されているものは比較的簡単に入手できますが、ハヤカワポケットブックス(HPB)の一部はやや困難になり、角川文庫から出された三冊は相当に困難です。もちろん金に糸目を付けなければなんとかなりますが。もしくはじっくり腰をすえて探せば、運良く入手できるかも。

写真でも入れてみようか。悪党パーカ「人間狩り」HPBが一冊、文庫が三冊。無駄な重複だ。もっといろいろ語りたいが、情報を整理してからじっくりと語ろうと思う。
※追記
入手困難と思われた角川文庫が復刊するようだ。嬉しいかぎりである。
「汚れた7人」

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