2021年6月23日水曜日

吊り輪 肩の柔軟性がない場合のリングマッスルアップ攻略法 屈曲伸展

 はい、こんにちはKOKEです。またまたリングマッスルアップ攻略法になります。今回は、肩の柔軟性がない場合にフォーカスしてみました。
 前提条件として、吊り輪でのディップス10回、吊り輪での懸垂10回(フォールスグリップを維持)。ネガティブリングマッスルアップが出来る(すとんと落ちずにゆっくりと下る)。が可能であれば、肩の柔軟性がない場合でもリングマッスルアップ攻略できるかもしれません。

 肩の柔軟性がない場合にネックとなるのが、懸垂からディップスに移行するトランジションでしょう。動作の順番は、懸垂→トランジション→ディップスとなりますが、トランジション→ディップスはそれほど問題とならず、懸垂→トランジションで問題になりがちです。ここで肩の柔軟性が足を引っ張り、トランジションに移行出来ないわけです。

 わたしの場合は、スタートポジションをLシットにして、足を振り下ろすキッピング(反動)を利用して懸垂→トランジションの移行を補助しています。
 別の方法として、脚がまっすぐ真下の状態から脚を素早くタックする方法もあるようです。別の表現では、ニーキック(Knee kick)かな。
 まずはこのどちらかの方法を試してみてほしい。これは肩の柔軟性に問題が無く、筋力不足の方にも懸垂を補助する意味で有効だと思われます。

 上述を試してもなお肩の柔軟性が足を引っ張っている場合に、さらなる工夫があります。これが正しいとか正しくないかは置いておいて、試してもらいたい工夫となります。

 リングの握りはフォールスグリップですが、懸垂時は“順手”で行うという開拓になります。
 ただし、肘を腰に当てにいく懸垂ではなく、肘を曲げずに、腕を上から前方に振り下ろします。屈曲伸展の動作となります。別の表現すると、自身の身長を超える跳び箱に挑む腕の軌道をイメージしてみてください。
 肘を曲げずに、腕を上から前方に振り下ろすことを意識して、爆発的に行ってみてください。
懸垂→トランジションをシームレスに超えることが可能かもしれません。屈曲伸展の動作なので無理なく肘が身体の後ろにいきやすいと思われます。
 一般的な懸垂の動作を捨てて、屈曲伸展の動作を肘を曲げない意識で行ってみてください。実際には肘は曲がりますし、傍からみれば懸垂動作と変わりないようにみえるはずですが、腋が開かず、肘が後ろに自然にいく感覚です。

 腕の振りの屈曲伸展の動作と、足を振り下ろすキッピング(反動)やニーキック(反動)を組み合わせるのも良いです。

 これらを足掛かりにしてリングマッスルアップをこなしていけば、肩の動的なストレッチが期待できるかもしれませんし、パーフェクトな反動なしのリングマッスルアップの攻略も夢ではありません。
 今回のトピックは前回の考察・実験を利用して、肩の柔軟性がない場合のリングマッスルアップ攻略法を書いてみました。
 素人が書いていることなので、当たり前なことや、間違いなどもあるとは思います。それらを考慮していただけたら幸いです。
 わたしもパーフェクトなリングマッスルアップを目指してゆるゆると楽しんでいます。それでは!


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