2019年7月1日月曜日

批判の大鉈を振りかざす見えざる刺客

 わたしが愉しみにしている登山のYouTubeチャンネルがあります。剣岳の動画が複数本アップロードされました。
 先行の3人パーティーの一人が滑落事故を起こし、これに遭遇した山岳会が対処するという動画にどうやら批判があったようで、結果的に動画をアップロードされた方が山岳会を退会せざる得ない状況になってしまったようだ。
 この動画は悲惨な状況は記録されているが、滑落事故そのものは編集されカットされている。山はこのようなことも起こりうるという警鐘を鳴らす動画になっていると思います。山岳会パーティーの方はそれぞれの状況を語り、対処し、滑落事故の状況が分かるようになっている。

 このような滑落事故により緊迫した緊張状態から緩和するのは普通のことで、滑落事故で亡くなられた方を冒涜している印象は無い。映画やドラマではないということが理解されないのか、一部の方から批判されてしまったようだ。
 警鐘を鳴らしたため批判されてしまうといのは、腑に落ちないし、道理に合わないと思います。
 ただ、このようにSNSが発展した時代において、残念ながら批判は一定数起こりえることだとは思います。今回の件は山岳会を守るために退会を選択せざるを得ないということになってしまったようだが、客観的にはこの批判は的を射るというより、批判ありきな理不尽なものでしょう。皆様はどう思われますか? しかし、このようなことでへこたれる彼ではないと思います。
 なかなか難しい時代になってしまいましたね。それでは!

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