先日、軽登山に友人と出かけてきた。場所は筑波山である。正直、運動をしていないので厳しかった。
ロープウェイ乗り場からのスタートである。天候はあいにくの雨。幸いなことにざあざあ降りではなく、小雨程度でありました。霧の中というより、筑波山にまとわりついた雲海の中を登った感じである。4月初旬なので、晴れていたらより厳しい条件だったかもしれなかった。わたし的には恵みの雨といったところ。
コースは“つつじヶ丘→女体山頂”で、標高差350m、距離1800m。所要時間は80分くらい。
わたしが要した時間は75分であった。友人は自転車、登山、バス釣りなどアウトドアな趣味を持っており楽そうに登っていた。わたし一人で登ったとしたら確実に途中でリタイヤしていたと思われる。
こんなに困難な登山が“軽登山”なのだろうか? 信じられない気持ちでいっぱいだ! 女体山頂からの下りはもちろんのことロープウェイを利用させてもらった。
初軽登山での装備は経験者である友人にアドバイスを貰っていた。軽登山で使えそうなものはありもので済ませ、無いものは新規で入手した。色々入手したのだが、すべてを書くのは情報量が多くなり過ぎるので、軽登山で使用してこれはいいかもというのをひとつ紹介してみようと思う。
友人に貰ったアドバイスのひとつが、「アンダーウエアは“吸汗速乾”性のあるものにしろ。運動前提なので、ヒートテック的なのはNGだよ」とのことであった。具体的なメーカーとか商品名の提示は貰わなかったので、コスト優先で探してみた。
入手したのはテスラ製の『長袖ハイネック スポーツシャツ』である。
アンダーウエアで“吸汗速乾”性の高いものは探せば色々なメーカーがあるが、わたしはコスト優先でテスラ製にしてみた。
他社製との比較は出来ないが、“吸汗速乾”は体感できた。個人的には実際に使用して使えると判断した。
そこで、ヒートテック的なものとの比較や使用法など、簡単ではあるが説明してみたいと思う。
まずは、ヒートテック的なものの機能性との違い。おおまかではあるが、ヒートテック的なものは体温を維持させ暖かさを保つ役割のアンダーウエアである。
テスラ製を含め他社製のスポーツを前提としたアンダーウエアは、ヒートテック的なものと着心地は似ているが、機能は真逆といっても良いと思われる。何故なら、スポーツを前提としたアンダーウエアで“吸汗速乾”性を持つものは、“吸汗して速乾させる際に、気化熱を逃がす”。つまり、汗をかいたら(上がった体温)気化して温度(体温)を下げる機能性素材なわけである。
なにを言いたいかというと、ヒートテック的なものと、スポーツを前提としたアンダーウエアを混同して使用するとよくありませんよ、と、いうことである。
汗をかくくらいの運動をする際にはヒートテック的なものは当然のことながら不向きです。これとは逆に運動しない寒い季節に、スポーツを前提としたアンダーウエアを着るのも不向きだと思われます。アウターウエアで調整は可能ですが、寒い季節でも日常生活で汗をかいてしまう方には不向きですね。
スポーツを前提としたアンダーウエアが日常生活において不向きであることはなく、夏場であればおおいに活躍してくれることと思われます。
わたしが使用したのは先日のことで小雨が降る肌寒い日でした。筑波山までの車移動では“暖か寒い”肌温度でした。
小雨の降る中、登った筑波山では非常にその機能が有効でした。
わたしが入手したテスラ製の『長袖ハイネック スポーツシャツ』でいまのところのマイナス点は、色落ちが気になったことです。着用する前に手洗いなどしておけばよいかもしれませんね。耐久性については1度の着用と1度の手洗いのみですので、まだ何とも言えません。
兎にも角にも、軽登山で新しい体験が増えて良かったと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿