2017年4月20日木曜日

挑戦の狼煙のろし

 こんにちは、ダイエットに限界を感じているKOKEです。あともう一歩のところまできていますが、その到達点にはなにもありません。つまり、なんの楽しみもないんですよ。ダイエットに成功したとしても人生は劇的に変化しません。もちろんのことそれは事前にわかっていたことです。と、いう愚痴を延々と続けるわけではなく、わたしのダイエットで足りなかった要素に楽しみを見出しつつあるということを書きたいと思います。

 わたしのダイエットに足りない要素は“適度な運動”である。運動が大嫌いなので、それを除いて食事制限だけを行ってきた。それに、ダイエットのための運動というのもなにか違うような気がしていたのである。目的のための手段という視点でみると、到達点になにもないのに努力をさらに追加するモチベーションは生まれないのだ。
 と、いうことで、ダイエットと運動は個別に考えたい。言い換えれば、ダイエットのための運動はしたくない!

 前振りはこれぐらいにして、軽登山に面白味を感じるようになったのである。と、いっても一度だけ筑波山をロープウェイ乗り場から登って、ロープウェイで下山しただけである。これが本当に苦しくて驚いたのであるが、友人は息も上がっておらず涼しい顔でわたしを見下ろしていたのだ。
 帰りの車中で心のスイッチが入ったのである。これはもう一度トライしたいな、と。そうとなれば、基礎体力を付けないと話にならない。
 軽登山の翌々日からスクワットと腹筋を行うことにした。仕事で帰ってからお風呂の前にスクワット×50、腹筋×30をセットで行う。スクワットと腹筋にした理由は、筑波山で太ももに力が入らなくなり、お腹の筋肉が痛みだした(登山中)経緯からである。
 まだ始めて10日しか経っていないが、一つだけ驚くべき変化がある。7年ほど前から便秘だったのだが、これが、なんと、毎日便通があるようになったのである。スクワット万歳!

 目的が明確なので、苦しいスクワットも楽しいわけである。筋肉痛は変化の兆しであり、挑戦の狼煙のろしである。
 あとは、装備も少しずつ追加&充実をさせるのも楽しくなってきています。

2017年4月9日日曜日

軽登山 吸汗速乾を体感せよ!

 先日、軽登山に友人と出かけてきた。場所は筑波山である。正直、運動をしていないので厳しかった。
 ロープウェイ乗り場からのスタートである。天候はあいにくの雨。幸いなことにざあざあ降りではなく、小雨程度でありました。霧の中というより、筑波山にまとわりついた雲海の中を登った感じである。4月初旬なので、晴れていたらより厳しい条件だったかもしれなかった。わたし的には恵みの雨といったところ。

 コースは“つつじヶ丘→女体山頂”で、標高差350m、距離1800m。所要時間は80分くらい。
 わたしが要した時間は75分であった。友人は自転車、登山、バス釣りなどアウトドアな趣味を持っており楽そうに登っていた。わたし一人で登ったとしたら確実に途中でリタイヤしていたと思われる。
 こんなに困難な登山が“軽登山”なのだろうか? 信じられない気持ちでいっぱいだ! 女体山頂からの下りはもちろんのことロープウェイを利用させてもらった。

 初軽登山での装備は経験者である友人にアドバイスを貰っていた。軽登山で使えそうなものはありもので済ませ、無いものは新規で入手した。色々入手したのだが、すべてを書くのは情報量が多くなり過ぎるので、軽登山で使用してこれはいいかもというのをひとつ紹介してみようと思う。


 友人に貰ったアドバイスのひとつが、「アンダーウエアは“吸汗速乾”性のあるものにしろ。運動前提なので、ヒートテック的なのはNGだよ」とのことであった。具体的なメーカーとか商品名の提示は貰わなかったので、コスト優先で探してみた。
 入手したのはテスラ製の『長袖ハイネック スポーツシャツ』である。



 アンダーウエアで“吸汗速乾”性の高いものは探せば色々なメーカーがあるが、わたしはコスト優先でテスラ製にしてみた。
 他社製との比較は出来ないが、“吸汗速乾”は体感できた。個人的には実際に使用して使えると判断した。

 そこで、ヒートテック的なものとの比較や使用法など、簡単ではあるが説明してみたいと思う。
 まずは、ヒートテック的なものの機能性との違い。おおまかではあるが、ヒートテック的なものは体温を維持させ暖かさを保つ役割のアンダーウエアである。

 テスラ製を含め他社製のスポーツを前提としたアンダーウエアは、ヒートテック的なものと着心地は似ているが、機能は真逆といっても良いと思われる。何故なら、スポーツを前提としたアンダーウエアで“吸汗速乾”性を持つものは、“吸汗して速乾させる際に、気化熱を逃がす”。つまり、汗をかいたら(上がった体温)気化して温度(体温)を下げる機能性素材なわけである。

 なにを言いたいかというと、ヒートテック的なものと、スポーツを前提としたアンダーウエアを混同して使用するとよくありませんよ、と、いうことである。

 汗をかくくらいの運動をする際にはヒートテック的なものは当然のことながら不向きです。これとは逆に運動しない寒い季節に、スポーツを前提としたアンダーウエアを着るのも不向きだと思われます。アウターウエアで調整は可能ですが、寒い季節でも日常生活で汗をかいてしまう方には不向きですね。
 スポーツを前提としたアンダーウエアが日常生活において不向きであることはなく、夏場であればおおいに活躍してくれることと思われます。

 わたしが使用したのは先日のことで小雨が降る肌寒い日でした。筑波山までの車移動では“暖か寒い”肌温度でした。
 小雨の降る中、登った筑波山では非常にその機能が有効でした。
 わたしが入手したテスラ製の『長袖ハイネック スポーツシャツ』でいまのところのマイナス点は、色落ちが気になったことです。着用する前に手洗いなどしておけばよいかもしれませんね。耐久性については1度の着用と1度の手洗いのみですので、まだ何とも言えません。

 兎にも角にも、軽登山で新しい体験が増えて良かったと思っています。

2017年4月5日水曜日

失敗は成功のもと 小さい帽子をどうしよう?

 みなさんこんにちは、ダイエットを楽しんでいるkokeです。先日はカツ丼が食べたくて、食べたくて悶えていました。

 運動を前提としないダイエットをしていましたが、友人から誘われて軽登山に行くことになりました。
 そこで、ありものと新規で揃えた装備を準備をしていました。わたしの持つ軽登山で使えるありものは、ミリタリー系なので、新規で用意したものもミリタリーを匂わせるもので揃えました。
 帽子もなにか新調するつもりでWEBで色々見ていたら、ミリタリー系で心惹かれるアイテムを発見。新品ではなく中古品。本当は新品で欲しいところではあるが、少々古いモデルなのでこれをゲット。ところが、サイズが小さかったんだなこれが……

 ということで見事に失敗してしまったわけである。説明には『サイズ:内周(約54cm)』と書いてあったのに……
 被ることは出来るが、被りが浅い。つまり変なわけである。これはもうダメだと諦めかけたが、なにか解決方法があるのではないか、と、無い知恵を絞ってみた。キャップの素材は伸びる可能性が無いのは明らかである。むむむっ。
 しばし考えること数分。浮かんだのは“演歌歌手ジェロさん”である。キャップの下に何かを被っているではないですか。それをお手本にすれば上手くいくんじゃね? です。

 検索の末に“バンダナキャップ”的なのがいいんじゃね? となったのですが、希望するのは、薄くて、蒸れない素材です。軽登山でも使えるものを探していたらベストチョイスなものがありました。『mont-bell(モンベル)製 WIC.クール パイレーツヘッドバンド』です。わたしがチョイスしたのは、入手したキャップの色味に合わせてグレー色である。
 素材は非常に薄く、伸縮性がある。頭の後ろで縛るのでサイズ感に違和感なし。伸縮性があるのでフィット感も良い。先日の休みにパイレーツヘッドバンドとキャップを組み合わせて使用してみたが、とても良い使用感でありました。



 後日の軽登山でも使用するつもりでいる。あまりにも付け心地がよいため追加で注文してしまいました。
Amazonのインプレッションでも高評価で使用法も様々であることがわかる。



 ということで、今回は“失敗は成功のもと”でした。失敗しなければ発見できないこともあるもんです。


商品説明を追加しておきます。

素材:ウイックロン クール
 優れたクールダウン効果と、高い速乾性を備える独自の二重構造素材です。
 表面は抜群に通気性が高く、裏面はメッシュ構造にすることで、汗を素早く吸水拡散してドライな着心地をキープ。
 さらに、他の吸水拡散性素材に比べて圧倒的な軽量性を誇り、運動時のストレスを最小限に抑えます。

 異形断面の繊維を立体的に編み上げることで、抜群の通気性を実現しています。

 光に当たることで、においの元を分解する「光触媒効果」を持った粒子を繊維に練り込んでいます。
 洗濯を繰り返してもその強力な消臭効果は衰えず、半永久的に持続します。

 直接肌に触れる生地裏面に凸凹を持たせているため、汗をかいても肌離れがよく、べたつきのない着心地が持続します。

紫外線遮へい率90%以上
 白色生地においても90%以上の高いレベルでのUVカット効果を備えています。
 野外でのアクティビティにも安心してご使用いただけます。

*紫外線遮へい率(%)とは人体に有害な影響を及ぼす紫外線波長(UV-A、UV-B)全域の遮へい率の平均を表したものです。(最大値100%)製品の色の濃淡、構造や仕様によって異なりますので、用途に合わせてお選びください。

お手入れ
ネットを使用してください。
濡れたままで長時間ほかのものと一緒に置いておくと、色が移る恐れがありますのでご注意ください。
柔軟剤のご使用はお避けください。

2017年4月1日土曜日

飼い猫の大脱走

 先日の“個人的な事件”を時系列を追って書き記しておこうと思う。
 先に書いておくが、猫が逃げただけである。であるが、個人的には事件なことなのである。

 いつものように、仕事帰りにスーパーに買い出しに行き、アパートに帰宅した。いつものように、玄関の扉を開けると、飼い猫のキーノ(WEBネーム)が出てきて、玄関の外でいつものように、ごろんごろんとしている。いつものように、スーパーの買い物袋を玄関の中に入れ、いつものように、キーノを抱き上げ室内に入ろうとしたら……キーノが走って逃げた。極まれにあることで、これも容易にキーノを捕まえることができるだろうと思っていた。
 だが、今回は様子が違った。普段聞いたことのないような荒ぶる鳴き声で逃げる、逃げる。

 ようやく抱きかかえるように捕まえて(首根っこよりやや下を左手で押さえていた。右手は貌を覆うようにしていた)、玄関を右手で開けた瞬間にキーノが物凄く暴れた。右手で暴れを抑えようとしたが、思いっきり噛まれた。痛みに耐え、とりあえずキーノを部屋に放り投げた。
 捕獲劇は事なきを得たが、わたしの右手は深く負傷した。左手も軽く負傷した。血がぽたぽたと落ちるほどなのでかなりの深手である。右手はみるみるうちに腫れ上がり痛みに悶えた。「痛え、痛え~」と2時間は声に出しながら痛みに悶えた。
 怪我には慣れていたし、痛みにも強いつもりでいたが、今回ばかりはこたえた。心底痛かった。まあ、手当も一切しなかったのだけれども。
 怪我もこたえたけれども精神的にこたえた。生後2ヵ月で保護して5年も仲良くしていた、ある意味相棒にやられたことにこたえた。互いの信頼関係が吹き飛んだ。
 なにが悪いってそれはわたしのミスだ。玄関から外に出ることを許していたミスである。こういったことが想定されていたにも関わらずの甘い判断だった。代償は痛みだけだ。あそこで捕まえ損なっていたらより後悔したであろうから幸いであった。

 痛手を負った翌日には対策をした。1m×2と1.5m×2の単管と直交クランプ×4で枠を組み、プラスチックの網を結束バンド(インシュロック)で固定させた塀を玄関内に設置した。出入りは少々難儀であるが、キーノのためでもあるし、わたしのためでもある。

 この事件から1週間が過ぎ、ようやく右手の傷も治りはじめている。キーノとの関係も戻りつつある。ただし完全に以前の状態に戻るということはないと思われる。もう一度あらたな関係を焦らずに築くつもりでいる。


5年前の仔猫