2010年6月15日火曜日

 ともだちの猫くんが姿をみせなくなって、5日目です。
 一年間、毎日欠かさず餌やり(雨の日は姿をみせないこともあった)をしていました。休日も仕事場に行き、あいさつを交わしていましたが、パッタリ姿をみせなくなりました。
 お腹が減ったら事務所まで来て、お腹が減ったよと要求できる猫くんだったのに、いったいどうしたのでしょうか? 昨日、今日と周辺を捜索しましたが、みつけることができませんでした。どう考えてもおかしいです。
 諦めることはしませんが、あとは待つこと以外できません。
 こういう日が来るかもという心積もりはありました。生死が確認できないので、元気でいると思うことにしました。
 ただ、わたしの喪失感は尋常じゃありません。目の上が日に日に重くなってきました。もうそろそろ限界です。元気でいると思うことにしているので、泣くに泣けない。どうしろっていうんだよ、まったく。
 ということで、精神的に参ってしまったので、ブログはしばらく休止します。

2010年6月12日土曜日

まいごのまいごの こねこちゃん(仔猫ではないけど。りっぱな成猫の雄です)
あなたのおうちは どこですか(野良なので、どこが家というより、テリトリーになるのかな)
おうちをきいても わからない(失踪しているので、心配です)
なまえをきいても わからない(名前を訊いても、返事がなかったので、あだ名をつけた)
ニャンニャン ニャニャーン(こういった連続的な鳴き声は聞いたことがない)
ニャンニャン ニャニャーン(こういった連続的な鳴き声は聞いたことがない)
ないてばかりいる こねこちゃん(今日で失踪から3日目になる。心配です)
いぬのおまわりさん こまってしまって(心配で、心配でしかたない)
ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン(無事なら、ちょっと姿をみせなさい)










まいごのまいごの こねこちゃん(迷子というより、失踪した諸事情を知りたい)
このこのおうちは どこですか(失踪した諸事情が怪我や最悪な場合を想像すると、気が滅入る)
からすにきいても わからない(鴉に攻撃されていないといいが)
すずめにきいても わからない(スズメでも捕まえて食べてればいいんだけど)
ニャンニャン ニャニャーン(そういえば、餌をねだるときは餌を食べるまで連続鳴きをしていたかも)
ニャンニャン ニャニャーン(腹を空かしていないといいが)
ないてばかりいる こねこちゃん(心配だけど、どうしようない)
いぬのおまわりさん こまってしまって(いつものように口笛で呼んでいるけど、居ないようだ)
ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン(明日の朝には何事もなかったように、ちょこんと座っていてほしい。元気なら、姿をみせろよ、ともだちだろ)

2010年6月7日月曜日

マイノリティ・リポート

 最近、面白いもの? を自作していました。電子工作ではなく、かなりローテクノロジーなもの……それは、Rear-Car(和製英語)スクーター牽引用です。
 直接カタカナで表記しないのは、依頼されて作ったので、わたしの所有するRear-Carではないなどの諸事情により、検索で引っ掛かりたくないためです(なんだか矛盾していますね。それと、心配するほど訪問者もいませんが)。
 相談されて、面白そうだったのでお受けしました。一生に一度だけの仕事だと思っています。というか、もう作りたくありません。
 パイプを切って仮付けして、溶接屋さんに本付けをしてもらう。という流れで、それを数回繰り返して完成。
 パイプの曲げも溶接屋さんにお願いしました。パイプベンダーって凄いですね。いとも簡単に指定した角度に曲げてしまうのを目の当たりにして、パイプベンダーに惚れてしまいました。製作の前段階でパイプベンダーも利用可能なのを計算にいれていたら、溶接箇所も減って、もっとスッキリした形に仕上がっただろうなあ。普段は別の仕事でフル稼働しているようなので、パイプベンダーのセッティングを変えて本業の邪魔は出来ないので、現実的には無理だったろうけど。 
 ブログのネタにするつもりがなかったので、製作過程は写真に撮っていません。無事に完成したらホッとしてブログのネタしてみようかという余裕がでました。が、完成してスクーターに取り付けた雄姿を安心しすぎて撮り忘れてしまいました(こっそり、ひっそりとやっているブログなので許可をもらうのもあれなので、どちらにしろ雄姿をお見せすることは無理かな)。
 強度的にはかなり頑丈です。ちょっと補強をしすぎたかな。そのぶん重くなってしまったようです。次回はもう少し考えよう。次回はないけど。
 連結器も自作しました。頑丈だけど、重すぎました。次回はもう少し考えよう。次回はないけど。
 苦労したところは、図面なしで現物あわせで製作したところ。サンダーで沢山のパイプや厚手の鉄板を切ったのでサンダーがお陀仏になりました。仮付けの溶接をサングラス(溶接面で行いましょう)で行ったので顔の皮がボロボロになりました。
 塗装は、上塗りできる亜鉛メッキ塗装を下塗りし、その上に普通の塗装(上塗りする塗料は、油性禁止と注意書にありました)をしました。色は依頼された色にしようとしましたが、調色に失敗して微妙な色になってしまいました(塗装も失敗してます)。色は勘弁してもらいました。連結器は可動部分が危険なので、注意してくださいという意図で、注意を喚起する色にしました。
 スペアタイヤと、テールランプは製作途中で頼まれました。面白そうなので追加作業を行いました。
 タイヤを付けてみると、意外なほどに軽く動きます。実際にスクーターに取り付けテストをして試運転をしてみました。問題なさそうです。ホッとしました。ただ、Rear-Carと連結器が少しだけ当たるところ(走行上の問題はない)があるので、不要なタイヤチューブを帯状に切って干渉部分に巻きました。けっこう帯状ゴムが余ったので、塗装が剥がれやすそうな部分にも巻いてみました。

 数日前が納車? でした。車体側の配線の処理をすませ、いざ最終試運転。連結器の左右に振れる機構が、走行の安定性を妨げることが判明したので、この機構を固定。これにより走行安定性がかなり改善。さらに連結部分を余った帯状ゴムで巻くことにより、ガタツキが無くなりました。納得のいくまで調整をして完了。お客様は色以外はとても気に入ってくれました。苦労が報われる瞬間です。
 製作過程を写真に撮っておけばよかったと今になって思いましたが、製作中は精神的余裕がまったくありませんでした。そういえば、溶接をしてくれたMちゃんが携帯で写真を撮っていたので、溶接完了時の写真をメールしてもらいました。これならお見せしても大丈夫だろう。









 これでRear-Car製作のマイノリティ・リポートを終了します。
  面白かったけど、もう二度とRear-Carは作りたくありません。サイドカー的なものは作ってみたいけど。
 最後に、Mちゃんが溶接を受けてくれたので完成できました。本当にご協力ありがとうございました。

 ちなみに、法律上では、原動機付自転車での牽引は特例として認められています。ナンバー登録も必要ないとのこと。最高時速は25km/hまでです。安全マージンを考慮すると道交法ではそうなるだろう。積載重量は120kg以内だそうです。
 それとRear-Carはサイドカーをみて、日本風にアレンジされたものらしい。大八車から発展したのがRear-Carであるという説もあるようです。一番もっともらしい説は大八車とサイドカーの利点を融合して誕生したのがRear-Carだというもの。諸説あるようです。

2010年6月1日火曜日

検索ワード:「高野豆腐が茶色になった」

 今日、アクセス解析をみて笑ってしまった。訪問者の検索ワードが「高野豆腐が茶色になった」なんですもん。訪問していただいた方、お役に立てないブログですまん、すまん。わたしを笑わせてくれてありがとう。ネタにしてすまん、すまん。
 
 検索ワード:「高野豆腐が茶色になった」で遊んでみる。

 その昔、高野豆腐はピンク色だった。なぜなら、高野豆腐が好きな色がピンク色だったからです。その昔は高野豆腐がピンク色で困る人も居なかったので、ピンク色を身にまとっていました。時には黄色、緑色、青色にもなりました。
 しかし、高野豆腐を脅かす存在が現れはじめました。台所用スポンジです。誤ってスポンジを料理して口にする人が続出しはじめると、何故かスポンジではなく、昔から存在している高野豆腐が槍玉にあげられてしまいました。
 審議の末、高野豆腐の色が決められました。高野豆腐の意見はまったく聞き入れられず、もっとも嫌いな地味な茶色に決定してしまったのです。これが高野豆腐が茶色になった理由です。
 これを嫌った一部の高野豆腐たちは逃げ出しました。彼らは“荒野豆腐”と呼ばれています。最近では滅多に目にしません。ヤフオクでも出品されたことはないそうです。
 噂では、スミソニアン博物館の地下倉庫にピンク色の高野豆腐が保管されているそうです。
 黄色、青色、緑色、赤色の高野豆腐が東北地方のどこかに生息しているという噂もあります。鳴き声は小さく、「トウフハコウヤ、トウフハコウヤ」と鳴いていたという報告も寄せられているそうです。
 あなたのお宅の台所用スポンジは本当にスポンジですか? それは荒野豆腐かもしれませんよ? 夜中に台所から「トウフハコウヤ、トウフハコウヤ」とささやくような鳴き声がしませんか?