2009年1月12日月曜日

鳥姫伝

「鳥姫伝」著者:バリー・ヒューガート/訳者:和爾 桃子

最近読んだ本は、積読塚から手探りで偶然つかんだ「鳥姫伝」です。
五年ほど積んでいたものだと記憶している。表紙を見て塚に戻しかけたが、五年前の自分は、何か確信にたる理由があって積んだのではなかろうか。と、思い直し、読み始めた。ファンタジーものはほとんど読まないのだが、久々にスマッシュヒットな快作でした。
布石が散りばめられ、思いもしない方向に話が進み、鮮やかに収斂する。架空中華ファンタジー。こんな感じ。
菊池秀行氏の「エイリアンシリーズ」を面白く感じる方に読んでもらって感想を聞きいてみたい。個人的にはなんとなく似かよったものを感じる。
しかし表紙は完全にトラップだよなあ。読み終わってから表紙のイラストレーションを確認してしまいました。まあ“文字通り”にしたら売れなくなっちゃうからしょうがないか。

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