2024年3月21日木曜日

LM1881N一口メモ(自分用備忘録)

 自分用 備忘録

 前段として、コンポジット映像信号を、S(端子)信号のY信号とC信号をもちいて書いてみます。
 そうすることでわたしが理解しやすいと思いました。



 コンポジット映像信号CVBSの信号は下記のY信号とC信号をまとめた信号である。


・Y信号 (Luminance):輝度信号/同期信号C-SYNC(H-SYNC/V-SYNC)
・C信号(Chrominance):色信号

 S端子は、Y信号とC信号を分けて伝送している。



 前段を踏まえて書きます。
 LM1881NでCVBSからC-SYNCを取り出す場合、輝度信号を除くことができるが、色信号はCVBS入力段でローパスフィルタLPF(620Ωと510PF)を設けることで取り除くことが出来る。ただし、LPFを回路に組み込むと遅延が発生する。
※ローパスフィルタLPF(620Ωと510PF)はクロマフィルターです。

 わずかとはいえ遅延が発生するLPFは無い方が良いわけです。そこで上述したS端子のY信号をCVBSの代わりにLM1881Nに入力すればLPFが必要なくなります。

 LM1881NではC-SYNCとV-SYNCが出力できるが、H-SYNCは出力できない。C-SYNCをH-SYNCの代用して問題ない場合もある。またLPFがなくても問題ない場合もある。これは接続する機器によります。

 電子工作や関連する知識は浅いので誤りがあるかもしれません。誤りがあればご指摘下さい。よろしくお願いいたします。

 LM1881Nはディスコンです。


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