2011年1月11日火曜日

コスプレについて思うこと

 コスプレは変身願望を便宜に叶える手段のひとつだと考えられます。
 もっと拡大解釈すれば、衣服を選んで着る行為も日常的なささやかな変身願望かも。お気に入りの衣服を身に着けると気分が乗ってくるというのは誰しも感じたことがあると思います。お洒落な人はささやかな変身願望を積み重ねているということになるのかな。
 さらに拡大解釈すれば、衣服によって人間がマインドコントロールされている気がしてならない。これは大げさだが衣服にはそういう側面があるのも確かです。
 ということはコスプレは秘めたる力をもった魔法かもしれません。コスプレから発信されるファッションも日常に溶け込むものもあるに違いありませんし、人の能力を新たな地平に導く可能性があるかもしれません。社会構造を大きく変容させる可能性すら内包していると思います。例えば年齢や性別や人種や、さらに国籍さえも簡単に超えてしまえる日常が来る気さえします。だんだん話が大きくうそぶいてきたのでこのへんでやめておきます。
 衣服のネタを突き詰めていくとバリントン J.ベイリー『カエアンの聖衣 』という傑作があります。もう内容は憶えていませんが、激しく笑った記憶あります。


 hoshi@悦楽編さんのブログで女装コスプレ をみてしまい、まじめにふざけてみました。

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