今回のトピックは、吊り輪によるマッスルアップの攻略について、雑然と思い付くまま、今までの経緯などを書いてみます。以降は吊り輪によるマッスルアップを、リングマッスルアップと記します。
鉄棒でのマッスルアップについては行ったことがないため、あくまでもリングマッスルアップについての内容になります。
リングマッスルアップを目指し、フォームはまだまだですが、先日、なんとか再現性のあるリングマッスルアップが出来るようになりました。その期間は実に2年6ヵ月になります。こんなに長い期間、リングマッスルアップが出来ないので、自分には不可能事なのではないかと思っていました。
ですが、レクチャー動画などをみていると、体力や筋力的には最低限の条件を満たしてはいると思われるのです。その度にリングマッスルアップに挑戦してみるものの敗北を喫していました。
自重の筋トレは約3年間は続けているので、リングマッスルアップは、言わば自分の成長を試すハードルの高い試金石のようなものとなっていました。憧れですね。偶然に2~3度ほど再現性のないリングマッスルアップが出来たというのも諦めがたい理由でもありました。
ここではリングマッスルアップでの中間動作であるトランジションについて書いてみようと思います。このトランジションとは、引きの動作(懸垂)と、押しの動作(デッィプス)の切り替え動作ということになります。これがリングマッスルアップの最も重要な動作で、これが障壁となりがちです。
トランジションの可動範囲について。これは肩の柔軟性ですね。これには個人差があります。この可動範囲が狭いとリングマッスルアップの難易度が上がります。
理屈の上では、この可動範囲が狭くても、引き上げ(懸垂)範囲と、押し上げ(デッィプス)の範囲が、各々のトランジションの可動範囲とオーバーラップ(重なり合わせ)していればいいわけです。これがオーバーラップしていないと、懸垂とデッィプスは問題なくこなせるのに、リングマッスルアップの一連の動作が繋がらなくなるわけです。
押し上げ(デッィプス)はどちらかと言えばあまり問題となりません。
引き上げ(懸垂)の上限と、トランジション可動範囲の下限が重なり合っていないほうが問題となります。
具体的にはトランジション可動範囲の下限、肘を背中に引く動作で判断できます。トランジションの稼働範囲に収まってる状態とは、脇が閉じていて肘が開いていない状態です。脇が開いて肘も開いてしまうようなら、引き上げが足りていないことになります。
ちなみにわたしは肩の柔軟性がありません。トランジションの可動範囲が狭いです。
2020年10月2日金曜日のトピックで、わたしなりのリングマッスルアップ法を書きましたので、体力や筋力的に条件を満たしてはいてもリングマッスルアップが今一歩の方は試してみて下さい。それでは!
リングマッスルアップについての当ブログを下記にまとめておきます。お暇であればお付き合い下さい。
NEW・吊り輪 トランジションはヘッドバットだ! マッスルアップ
NEW・吊り輪 リングマッスルアップを書き殴れ
・リングマッスルアップ連続5回 急激な向上の理由
・リングマッスルアップのちょっとした小技その1
・リングマッスルアップのちょっとした小技その2
・リングマッスルアップの進捗の健忘録
・超初心者 リング(吊り輪) マッスルアップ ドリンキングバード法
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