2020年10月26日月曜日

リングマッスルアップのちょっとした小技その2

 はい、こんにちはKOKEです。今回はリングマッスルアップのちょっとした気付き・テクニックについてその2。

 2連続リングマッスルアップに苦戦しているKOKEです。比較的容易に出来る日と、ギリギリで出来る日と、1回しか出来ない日があります。コンディションが良くない日でも難なくこなせる場合もあることから、フォームに問題があることが推測できます。
 おそらくギリギリの筋力で行っていることから、ちょっとしたフォームの変化の影響がありそうですね。
 現在リングマッスルアップを練習している環境は室内なので、床からスタートポジションをエルシットで行っています。
 リングマッスルアップのちょっとした小技その1の胸を張る動作は変更して、スタートポジションから胸を張る方法にしました。こちらの方が成功率が高くなりました。目線は引き上げ(懸垂)時は上。トランジションで上半身を入れ込む際は下に。

 先日、リングマッスルアップがギリギリで1回だったので、意識していない部分があるか探ってみました。
 ありました。足(leg)です。スタートポジションのエルシットからトランジションに移行する際の足(leg)のフォームです。
 リングマッスルアップが難しく感じる日は、スタートポジションのエルシットからトランジションに移行する際、足(leg)をタック(折りたたむ)していました。厳密に書くと、腰から大腿(太もも)はL字のまま、膝下を下に折り曲げていました。

 比較的スムースにトランジション出来る時は、スタートポジションのエルシットから、膝下をタックさせず、トランジションの移行とともにエルシットから立ち姿勢にしていきます。
 イメージとしては、膝下もピンと伸ばしたまま、トランジションが完了するまで腰(尻)を突き出していながら、下肢(leg)を制御しながら下す感じです。
 文章力が無いため伝わりにくいかもしれません。体操選手の吊り輪競技を想像していただくか、見ていただければ分かるかな。
 何故、成功率が上がるのかという理屈は、てこの原理だと思われます。
 人体の重量配分は、ざっくり腰上の上半身が70%ぐらいで腰下の下半身は30%ほどのようです。
 仮に人体の重心をへそ上とすると、懸垂からトランジション開始時の吊り輪の握り(支点)が胸の辺りなので、支点より上が軽く、支点より下が重いことになる。この場合腰下をタック(折りたたむ)した方が、支点から下の距離が縮むことからトランジションが楽になりそうだが、どちらにしろ重量バランス的には支点下の方が重いわけです。
 逆に膝下をピンと伸ばし続けた場合、エルシットからトランジション移行時徐々に立ち姿勢にしていくことで、支点から足先までの距離がタック時よりあることから、てこの原理を上手く利用してトランジションが楽になると考えられます。
 もちろんのことですが、人体がただの動かない物体であれば、てこの原理を持ち出しても不可能事ですが、筋力・姿勢・動作を主体として、追加要素(手助け)としての“てこの原理”としてみれば無理はないように思われます。
 これでも厳しい場合は、エルシットからトランジション移行時徐々に立ち姿勢にしていく過程を素早い動作にすることです。こうすると振り子の原理も加味されることから上手くいく可能性があります。それから圧倒的筋力があればこれらの小技は必要ないと思われます。それでは!
リングマッスルアップについての当ブログを下記にまとめておきます。お暇であればお付き合い下さい。

・リングマッスルアップ連続5回 急激な向上の理由

・リングマッスルアップのちょっとした小技その1

・リングマッスルアップの進捗の健忘録

・初心者のリングマッスルアップの考察

・超初心者 リング(吊り輪) マッスルアップ ドリンキングバード法

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